近畿マンション市場は絶好調の滑り出し(2022年1月)

金利上昇、建築資材高騰、住宅ローン控除縮小など外部環境悪化が懸念される2022年の新築マンション市場1月度は、首都圏大失速、近畿圏絶好調と対照的なスタートとなりました。

昨年のような繰延需要もなくなるはずで、どうやら波乱含みの1年になりそうな気配です。

それにしても、昨年ずっと活況に沸いていた首都圏マンション市場が一転急減速し、契約率60%を割り込んだのは、ちょっと衝撃的でした。たまたまかもわかりませんが、昨年とは市場の空気が変わってきているかも知れません。

首都圏近畿圏初月契約率

近畿圏2022年1月度新築マンション市場(1R等投資用狭小型除く。以下同じ)は、発売戸数こそ多くないものの(502戸)ファミリー型3,4LDKタイプがよく売れ、極めて高い初月契約率76.9%という好結果となっています。

前年同月は勿論コロナ禍前の2020年同月比でも、発売月契約率が10%以上の増(2020年1月65.6%)と関西新築マンション市場は昨年の好調を維持して非常に順調なスタートです。

なかでも、兵庫県下など大阪周縁部での3・4LDKタイプで、買い需要爆発がし顕著です。

地域別発売契約戸数

神戸市と兵庫県下、京都市と京都府下で発売された109戸の3・4LDKタイプ初月契約率は94%(102戸契約)と、ほぼ瞬間蒸発状態。

価格帯別の発売・契約状況。

価格帯別発売契約状況

4~5千万円台が凄い売れ行き。全体に前年同月よりかなり好調だったのがわかります。

◆近畿圏1月の指標(ワンルーム等コンパクト型含む)です。投資用等狭小タイプの供給増で、平均価格はダウン、1㎡当り単価は上昇しています。

・発売戸数:792戸(前年同月比14.0%増)
・契約率:77.5%(前年同月比16.3ポイントアップ)
・1戸当り価格: 3,992万円(前年同月比13.8%ダウン)
・1㎡当り単価: 74.5万円(前年同月比10.7%アップ)

関西マンション市場は、中古マンションの成約状況含め2月の動向に注目です。






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