2021年住宅着工、前年比増もコロナ前水準には届かず

2021年12月度の新設住宅着工戸数は、前月比6.8%減の6万8393戸と、10か月ぶりに7万戸台を割り込み、2021年(1月~12月)累計では、856,484戸の着地です(国土交通省発表)。

住宅着工グラフ

結局2021年は、コロナ禍に見舞われた前年比5%増とやや回復基調ながら、コロナ前(2019年90.5万戸)水準には届かずという結果となりました。

住宅着工棒グラフ

利用別では、コロナ下で着工を見合わせていた需要や住環境への意識高まりなどで「持家」が、また販売好調な「分譲一戸建て」がそれぞれ10%近くの伸び、貸家も回復傾向のなか、分譲マンションのみ低調な状況から脱することができませんでした。

◆近畿圏も分譲マンション苦戦続く

近畿圏も首都圏も、持家と貸家の着工が順調に回復していますが、分譲マンション着工が大きく減少しています。

首都圏近畿圏

最近は、関西で大型再開発物件のマンション分譲というのを殆どがみかけなくなっており、当面は分譲マンションの着工は低水準で推移するのでしょう。
同じ分譲住宅でも分譲戸建ては、かつてないほど販売好調のようなので業者が一段と仕入れ強化している感じです。こちらはおそらく、当面増加傾向が続いていきそうです。






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