アフターコロナの新築マンション市場好調続く(近畿圏3月)

大阪府や兵庫県・京都府に緊急事態宣言が発令される状況でも、アフターコロナを見据えた新築マンション市場は活況を呈しています。

3月の近畿圏マンションは、発売戸数1,175戸のファミリー向け(2~4LDK)が契約率74.6%、特に大阪市発売分は億ションが初月で90%近い契約と絶好調です。

各価格帯別の3月の販売状況8,000万円台以外は、ほぼ契約率70%超え。

価格帯別

不動産市況の良化は近畿圏だけでなく首都圏も2月3月と好調が続いており、今後しばらくはこの流れに変化はなさそうです。

首都圏近畿圏

リモートワークなどで「住まい」への関心の強まり、外出自粛や給付金による家計の金融資産増などもあり不動産業界には順風が吹いています。

このアフターコロナのマンション市場ではコロナ前の都心駅近独り勝ちと違い、人気化した郊外部の3LDKタイプと都心部の高規格物件がエンジンとなっているのが特長です。

1~3月を累計した間取りタイプ別販売状況でも3・4LDKの好調さが目立ちます。

13月累計

新型コロナに見舞われた当初は大きく落ち込んだ発売月契約戸数(ワンルーム等狭小型除く)も、昨年8月から今年3月まで8ヶ月連続で前年同月を上回っています。

契約戸数

2021年近畿圏のマンション発売戸数と初月契約率推移。2月3月と順調です。

戸数契約率推移2021

近畿圏3月の指標。ワンルーム供給増で1戸当り価格は大きく下落しています。

・発売戸数1,815戸(前年同月比18.8%増)
・契約率    74.8%(前年同月比5.6ポイントアップ)
・1戸当り価格  4,226万円(前年同月比13.8%ダウン)
・1㎡当り単価  75.7万円(前年同月比0.7%ダウン)

コロナ禍で郊外部の不動産再評価の動きは確実に進んでいます。近所の中古住宅も不動産業者さんによると「売りに出る前に決まる」(即売れること?)という過熱状態になっているようです。






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