ヨドバシ梅田タワーにホテル阪急レスパイア大阪

2019年11月竣工予定の「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」に出店するホテルが、ホテル阪急レスパイア大阪(「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA」)と発表されました。ホテルは、インバウンド需要取込みのため、阪急阪神ホテルズが立ち上げた新ブランドでの第1号店です。

梅田最強の立地にインバウンド宿泊需要に特化した大型ホテルが、2020年春の予定を早めて2019年11月に開業することになります。客室数1,032室は、リーガロイヤルホテルの1,042室(昨年3月58室増設)に僅かに及びませんが大阪市内最大級の規模です。

観光・家族旅行のインバウンド層をターゲットにする新ホテルは、シングルルームのない全室2名以上の利用となるダブルやツイン主体の客室構成です。ダブルの部屋は欧米系に、ツインは東アジア系に好まれます。客室は19~60㎡とかなり広めで、客室単価は15,000円~20,000円程度(日経新聞)の設定となっています

客室構成

観光地を効率よく廻りたいインバウンド宿泊客が、最も重視するのはホテルのアクセス(利便性)の良さです。その点では、大阪駅至近で大型バスターミナルもあり、関空アクセスが向上する「うめきた2期」の新駅「北梅田駅」(仮称)が近い「ヨドバシ梅田タワー」以上の立地はありません。

大阪駅周辺図

「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」は35階建て高さ約150mの超高層建物で、ホテル部分は9階にフロント&ロビー、12階~35階が客室となっています。

外観図

附帯施設は宴会場とレストラン各1及びフィットネス(宿泊者無料)だけで、宿泊特化型ホテルらしくシンプルです。インバウンド対応で客室は全室禁煙となっています。

◆曽根崎に客室1,500超のアパホテル

アパグループが、北区曽根崎に西日本最大規模となる客室1,500室超のホテルを建設すると発表しました。住友不動産の大規模再開発「(仮称)梅田曽根崎計画」地の南側にあたる、新御堂筋沿い約3,200㎡の用地に31階建ての「アパホテル&リゾート梅田駅タワー」(仮称)を建設します。2022年末の開業予定です。

この立地も希少なのでしょうが、ヨドバシ梅田タワーの立地とは差があり、レスパイア大阪と競合することはないでしょう。大阪市内はインバウンドや2025年大阪・関西万博開催などの宿泊需要を見込み、ホテル進出ラッシュですが平均客室稼働率は前年実績を下回り続けています。新設ホテルが一気に開業したためで、何らかの競争優位性を持たないホテルは厳しい時代になると思います。

「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」の出店ホテルは予想外の新ブランドでの進出となりましたが、百貨店も出店すると言われている、B!~8階に入るテナントの発表が気になります。

(過去記事:ヨドバシ梅田タワー(仮称)に入居するのは新阪急ホテル??)






カテゴリー: 商業施設 パーマリンク