ジオタワー南森町の建築状況

大阪天満宮の福玉まきの日(1月24日)に久しぶりに東天満2丁目のジオタワー南森町建築現場をみてきました。

現場をグルっと一周しましたが改めてその広さを実感します。もともと纏まったマンション用地が殆どない南森町で、これだけの敷地を確保できたのは日興ビルディングの西側の店舗ビルや家屋群を買収できたからです。

当時、破格の価格条件を提示して買収が進められていると近隣の方にお聞きしました。追加買収した土地は狭小敷地が多かったのですが、合計するとかなりの規模になっており、土地取得コストは相当なものになっているはずです。

字型図

西南側から見た現地。
現地写真

土地取得価格が高くなった分、販売価格は強気な価格設定となっていますが、第2期販売が始まるということなので第1期分もそれなりに売れたということでしょう。近くにある「エルグレースタワー大阪同心」販売時はそれほど価格が高騰していなかったのに、今や関西でも実需の限界に近い販売価格が多くなってきています。事業主の阪急阪神不動産も、以前のような好調販売は市況も違うので想定していないと思います。

もともと南森町の新築マンション市場は、商圏が比較的小さく広域に集客できない反面、地元や近隣からの需要は厚く底固いという特徴があります。高価格でも、この立地なので成約は徐々に増えていくはずです。

現地では、地階の躯体工事がほぼ終わる段階のようでした。
現地写真2

南森町のタワーマンションに仮需は少ない

超高層タワーマンションでは不動産投資家や国内外の富裕層による購入という仮需が大きな割合を占めており、高騰する価格の下支えをしています。御堂筋線駅直結のタワーマンションなどでは、戸数の半分近くが賃貸に出るというような話を聞きます。

しかしこのジオタワー南森町にはそういった仮需は少ないでしょう。投資家層は都心駅近という時間距離・交通利便性を絶対視するからです。もちろん南森町でも富裕層による相続税対策などでの高額物件購入はあるでしょうが、おそらく地縁のある方中心の限られたものと思います。

超高層タワーマンションのジオタワー南森町には、1億以上の部屋が相当数ありそうですがその販売スピードは、以上のような理由で緩慢なものになるでしょう。ただ、区分所有者の多くが居住しない(賃貸だらけの)タワーマンションに比べると、実需中心の超高層タワーマンションであることで良好な居住環境やマンション管理状況を長く維持しやすいことは間違いありません。






カテゴリー: 新築マンション パーマリンク