東建の堂島電通支社跡プロジェクトの進捗状況

タワーマンション計画が具体化されれば、実需層や投資家から大きな注目を集めるであろう、東京建物の事業用地、堂島の電通大阪ビル跡を見てきました。
この大型プロジェクト用地は、約4,800㎡(約1,452坪)あり都心部としては希少といえる広さです。

都市計画「堂島二丁目特定街区」が決定され、建物の高さ限度が195mに引き上げられた現地では、既存建物解体工事が順調に進んでいます。

特定街区では、建物下層階のにぎわい施設と一体となった緑や高質な歩行者空間が整備されることになり、付近の景観は大きく変わります。中の島方面など周辺との回遊性も格段に高まるでしょう。

この「特定街区」計画書には宿泊施設(ホテル)を設けるとなっており、テナントとして入居するホテルは、立地の雰囲気から言えばハイエンドに近いグレードのものになると思われます。

事業主となる東京建物からは、この用地での具体的な計画内容の公表は未だされていません。しかし梅田に近い由緒ある堂島の一等地に、華のあるホテル併設超高層複合型タワーマンションがランドマークとして誕生するということになるでしょう。

昨年7月には住友不動産「(仮称)梅田曽根崎計画」のホテル併設超高層複合タワーマンション(約191m)が着工しており、梅田地区の東と西で複合型超高層タワーの2大プロジェクトが進行することになります。その位置図。

位置図

電通大阪ビル跡現地では今年2月末の完了予定にむけ、解体工事が順調に進んでおり、既存建物は2階位の高さまで取壊されていました。
左隣のビル、新藤田ビルはネスレ日本関西支社などがテナントとして入居する、20階建てオフィスビルです。ハービスOSAKAは、189.7mと現在梅田で最も高いビル。

現地

外囲いのフェンスには同社のマンションブランド「ブリリア」のロゴが描かれており、分譲マンションを主とする、ホテル・物販・飲食などとの複合型タワーマンションとなることは間違いないでしょう。

外囲いフェンス

区切り線

こちらは、住友不動産の大阪北小学校跡地再開発「(仮称)梅田曽根崎計画」の現地(昨年7月着工)。

住友の梅田曽根崎計画地

計画ではマンション部分は836戸で、分譲と賃貸が混在するとされていますが、大量の供給数でもあり今後計画変更があるかもしれません。

建築計画のお知らせ

現在の東京圏におけるマンション市況は、危機的に近い状況に見えます。関西でも立地でのマンション選別がより厳しくなっていくと思います。

ただ堂島のこの立地で「特定街区」決定は、非常に大きなアドバンテージで、タワーマンションが分譲されれば、市況とは関係なく勝ち組となるでしょう。

(過去記事:東京建物が堂島の電通大阪支社跡を取得)






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