不動産の売却(仲介)をして感じたことーその2

不動産売却に際しての雑感その2です。長期間放置していた(配偶者の)相続不動産の売却依頼先を仲介大手3社のなかでS社に絞りました。物件所在地の一駅隣りに営業センターがあり、地域に精通していて動きも早いと思ったからです(他2社は遠い)。

そこでまずネットでS社に査定依頼をしました。査定依頼だけでも物件情報は、買取業者など複数の業者に流れる可能性があるので、他業者への査定依頼はなし。
中古住宅販売は新築とは異なり短期勝負なので、最初の販促でいかに買主にインパクトを与えられるかが鍵になります。そのため情報は出来るだけクローズにしておくべきでしょう。

よく一括査定サイトとか見かけますが、個人的には避けた方がベターだと思います。査定額の高低を競っても意味がありません。

ネットでの査定依頼は失敗?

査定依頼は、物件所在地と自宅が離れているため、ネットで行いましたが、これはやはり面談して十分事情を説明して依頼すべきだったと思います。担当者との意思疎通が難しく、失敗だったのかもしれません。

その後郵送されてきた分厚い査定書も公示価格や取引事例との比較ベースの平均的なものでした(依頼してないのに法務局で調べて、査定書を送ってきた地元業者のものも同様に分厚いものでした)。
業法上、客観的・合理的な根拠を明らかにすることと義務付けされているため、余分なデータが多くなるのでしょうが、焦点がぼやけて売主にとってはわかりにくいだけのような気がします。

特に個別性の強い土地、戸建ては地価相場の大局観を踏まえて、不動産のプロとしての「目利き」の確かさをアピールするキラリと光る総括コメントのようなものが欲しいと感じました。それがなければ機械学習のAIによる査定書と差別化できないでしょう。

ちなみに、その後実際に売却に出し成約したのは、査定額より約10%位高い価格でした。

(関連記事:不動産の売却(仲介)をして感じたことーその1






カテゴリー: 不動産流通 パーマリンク