南森町の千趣会、本社ビルを売却

南森町同心1丁目に本社があるカタログ通販大手の千趣会は、2年連続の大幅赤字が予想されることで、本社ビル売却を含む大規模なリストラを行うと発表しました。主力事業の女性向け通販「ベルメゾン」の不振が要因です。

「ニッセン」もそうですが、衣服系紙媒体通販はよほどカテゴリーを絞って差別化しないと、アマゾンやZOZOTOWNのようなネット通販大手に対抗できないのでしょう。

改めて千趣会のセグメント別売上高を見ると、通販事業中心のほぼ一本足打法に近いビジネスモデルとなっています。ただ、規模は小さいものの婚礼事業老舗「ワタベウェディング」と業務提携して推進するブライダル事業が手堅く収益貢献しています。

下の図は千趣会の2018年度第2四半期決算説明会資料にある各セグメント別売上高グラフです。

事業セグメント

千趣会としては成長分野となる、そのブライダル事業の提携先・出資先(筆頭株主として大きな株主シェア有)の「ワタベウェディング」でMBOが検討されているのは懸念材料です。「ワタベウェディング」との業務提携解消は、業績再建を目指す千趣会としては痛手のため、千趣会が反対するなかそのMBOが実行されるのか今後の動きが注目です。

千趣会は同心1丁目周辺にオフィスが点在していているので、本社で打合せを終えたと思われるノートパソコンを携えた千趣会関係の社員(女性多い)を以前よく見かけたものでした。
センスもイメージも良くステータスも高い東証一部上場企業千趣会の存在は、南森町にとっても非常に大きいと思います。今回の事業再構築では本社が同じ同心1丁目内に移転するだけですが、何とか業績をV字回復軌道に乗せ、復活を遂げてもらいたいものです。

◆千趣会本社ビルは売却

千趣会本社はすぐ近くの千趣会ビジネスセンターに移転後、現在の本社ビルは売却されます。本社ビルは2008年竣工で、南森町では比較的大きな規模の敷地面積(ラフな計算で350~360坪程度?)があり、間口が広く洗練された雰囲気の建物です。

本社地図

本社ビル、ソフトな感じで街に溶け込んでいます。
千趣会本社ビル

千趣会本社の千趣会事務センターを挟んだ隣では、関電不動産開発(合併した旧MID都市開発は南森町での開発物件多い)が総戸数42戸のやや小規模な「シエリア大阪同心」を販売中ですが、完売目前です。

関電不動産開発は、南森町で大阪天満宮の南側でもやはりの来年2月着工のマンション計画があります。場所は、元相生楼跡にできた新しい賃貸マンションの南側でここも良い立地です。

[11月3日追記]
最初はマンション適地が売却に出るのかと思いましたが、まだビル竣工から10年ほどと新しい建物なのでオフィスビルとして売却されるのでしょうか。

(過去記事:南森町同心1丁目に関電不動産開発のマンション用地





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