阪急阪神HD、ヨドバシ梅田タワーに大阪最大規模のホテル

「阪急阪神ホールディングス」は、高さ150m、35階建て「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」9階~35階に、大阪市内最大の1000室規模となるホテルを出店すると正式発表しました。開業は2020年初春の予定です。

ハズレることがない梅田最強立地で開業する新ホテルのメインターゲットは、増え続ける訪日外国人客です。アクセス性抜群の強みで、それらインバウンド客にファーストチョイスされるホテルになるでしょう。阪急阪神ホールディングス中期計画の課題「インバウンド需要の取り込み」に多大な貢献をすると思います。

梅田駅直結で、宴会・婚礼などフルサービスの都市型ホテル大阪新阪急ホテル(客室数961室)は、そのまま営業を続け2022年以降に建替えとなります。宿泊主体型新ホテルとは、棲み分けして共生するという戦略のようです。

また、ヨドバシ梅田と「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」の建物外周に設けられる予定のペデストリアンデッキは、JR大阪駅などと接続しホテル利用客にとって大いに役立ちそうです。

ヨドバシ梅田タワーとデッキ

現在大阪新阪急ホテル前にある空港リムジンバス発着所も新ビルに移動してくるものと思われます。

空港リムジンバス発着所

「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」完成予想図(西側から)

ヨドバシ梅田タワー(仮称)」完成予想図

「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」の立地が最高であることは間違いないのですが、オーバーストア状態のなか商業フロアーにどんなテナントが入居するのか注目です。

◆ヨドバシ梅田タワー(仮称)のテナントとなるホテルのブランドは

新ホテルは阪急阪神ホテルズ直営として、ラグジュアリーのホテル阪急インターナショナル、大阪新阪急ホテル、新阪急ホテルアネックス、梅田OSホテルに次いで梅田地区5店目のホテル出店となります。

しかし、リーガロイヤルホテルの984室を上回る大阪市内最大規模となる新ホテルの、具体的なホテルブランドは発表されていません。当初は、老朽化が進む大阪新阪急ホテルが、インバウンド宿泊需要にフォーカスした形で新ビルに移転するのだと思っていましたが、阪急阪神ホテルズが展開する宿泊主体型ホテルがテナントとして入居ということです。

阪急阪神ホテルズの宿泊主体型ホテルブランドとしては、シングル主体の「レム」がありますが、ヨドバシ梅田タワー(仮称)に入居するのは「レム」の上位ブランドで、ダブルルーム主体の「レムプラス」になると思います。2人利用が基本で居住性や快適性を高めた「レム」のワンランク上の新ブランドです。

インバウンド需要を意識するなら、1室当り収容人員を増やし、中価格帯の室料で収益極大化を志向するのは当然です。そういう意味では新ホテルは「remm+(レムプラス)」一択のような気がします。ちなみに、現在建替え中の阪急神戸ビル東館で2021年春オープン予定のホテルも「レムプラス」が出店するようです。

梅田地区のホテルも、訪日外国人をめぐる競争が激しさを増しています。それでも梅田では「阪急ブランド」は圧倒的な強さを見せると思います。





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