福島のライオン大阪ビル跡に「モクシー大阪新梅田」

個人消費が一向に上向かず、期待は好調が続くインバウンド=外国人観光客需要、という状況のなか積水ハウスはインバウンド向けホテル事業展開を加速しています。同社は米国ホテル大手マリオット・インターナショナルと組み「モクシー大阪新梅田」(客室数288室)を2020年に開業すると発表しました(5/16同社ニュースリリース)。

本町に続く大阪2カ所目の開業となる新ホテルは、JR福島駅の北、なにわ筋沿い角地で視認性抜群のライオン大阪ビル跡に新築されます。「うめきた2期」で2023年春予定の「(仮称)北梅田駅」が開業すれば、関西空港へのアクセスが大幅に改善され、インバウンド向けホテルには絶好の立地となるでしょう。

モクシー大阪地図

このライオン大阪ビルの少し北側にある旧ホテルプラザ跡では、積水ハウス主体の超高層タワーマンションが計画されています。その隣接地では「グランドメゾン新梅田タワー」が来年早々に竣工するので、積水ハウス本社も近いこの一帯は積水村という感じになってくるでしょう。なお、済生会所有地約3,900㎡は医療施設ゾーンです。また、ライオン大阪オフィスは去年8月、本町南ガーデンシティに移転しています。

モクシー大阪周辺図

マリオットの新ブランドホテル、モクシーは若い世代をターゲットにリーズナブルな価格設定で、2017年秋東京錦糸町と大阪本町で日本初進出をしました。ただ、それら2か所はオフィスビルをホテルにコンバージョンしたものでした。恐らく、本格展開まえの国内2大インバウンド市場でのテストマーケティングという意味合いもあったと思います。

今回のモクシー大阪新梅田は、プロジェクトマネジメントを担う積水ハウスが新たに開発するものです。土地と新築する14階建てホテル用建物を積水ハウスとファー・イースト・オーガニゼーションが所有し、ホテル運営受託会社としてマリオットがモクシー大阪新梅田を運営するという事業スキームです。

モクシー概要

ホテル外観パース。

外観バース

今回は、ユニークで遊び心があると言われる「モクシー」のコンセプトに沿って作られた建物での営業で、周辺に新たな賑わいをもたらしてくれるでしょう。このカジュアル感覚のホテルは、比較的若い世代がターゲットですが、美食の街福島とは相性がいいように思います。

なお水ハウスは、御堂筋沿いにも同じマリオットの日本初進出となる、最高級ホテル「W OSAKA」を2021年2月開業予定です。

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