阪急不動産の東天満2丁目マンション用地に建築計画のお知らせが掲示されました。約2,850㎡もの大きな敷地に建つのは37階建て・高さ130mの超高層タワーマンションです。高さ130mはOAPタワーの176mにはおよびませんが、ローレルタワー南森町ル・サンク76mと比べても際立つ高さでインパクト大です。南森町に聳え立つランドマークタワー的なマンションとなるでしょう。
周辺タワーマンションの高さ
ツインタワーという地元情報もありましたが、もともと商圏としては大きくないエリアなので、総戸数200戸台になるのならちょうどいいサイズのタワーマンションになるように思います。周辺の富裕層以外にも、交通利便性がよく住環境もいいので子育て世代のファミリー層に注目されるでしょう。
タワーマンションの着工は来年3月で完成は平成33年(2021年)3月の予定となっています。平成31年から32年にかけて大阪市内のタワーマンションは竣工ラッシュを迎えますが、その時期からは少し後になる竣工時期です。また阪急不動産には福島区海老江に平成31年秋竣工の総戸数566戸「ジオ福島野田 the marks」という大規模マンションプロジェクトが控えており、そこと重ならないよう調整されたのかもしれません。
建築計画の概要です。戸数の表示はありません。施工は同じ阪急不動産のジオ天六ツインタワーズと同様に株式会社フジタ大阪支店です。
敷地配棟図です。敷地西側は機械式駐車場が設置されるようです。おおまかな輪郭を書いてみました。
立面図です。南側と側立面図です。
現地は既に完全な更地になっています。
南森町でこれだけ大きな整形地のマンション敷地は希少で、植栽や緑地などのスペースも十分なので周辺の景観は大きく変わるでしょう。
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