大和ハウス子会社大和リゾートが南森町と福島にホテル

大和ハウス子会社で「ロイヤルホテル」ブランドのリゾートホテルチェーンを展開する大和リゾートが、インバウンド需要への対応で大阪、京都、名古屋に「都市型ホテル」を開発し、来年4月から5カ所を順次オープンすると発表しました。
(大和ハウスグループ:ニュースリリース

シティホテル(京都駅八条口)とビジネス系ホテルそれぞれに新ブランドを立ち上げ、リゾートホテルで培ったノウハウで女性・レジャー客を意識したリゾート感溢れるホテルとして既存ホテルと差別化を図ります。

今回のホテル開発は、土地オーナーが大和ハウス設計・施工でホテル仕様に新築した建物を大和リゾートが長期一括借り上げをしてホテル運営を担うという土地活用方式です。ビジネス系ホテルの1施設あたり投資額は内装費等の10億円(京都駅八条口のシティホテルは16億円)程度に抑えられています。少し前までホテル用地が圧倒的高値で売買されることも多かったのですが、景気感応度の高いホテル事業ではこういったリース方式が手堅いでしょう。

大阪市では南森町(東天満2丁目)と福島6丁目の2カ所でビジネス系ホテルが新規開業となりますが、どちらもインバウンド想定ホテルとしてはかなり有望な立地です。少なくとも大阪2物件に関しては大和リゾートの用地選定力は高いと思いました。また、ホテルごとに設定されるデザインコンセプトは、東天満が「アフリカ」、福島が「地中海」となっていてそれに合わせたインテリアが施されます。

1.大阪 東天満
東天満2丁目(223室、14階建て延べ面積5,250㎡)。よく新築マンションのモデルハウスになっていた国道1号線沿いの場所で、大型バスも停めやすくインバウンドにはメリット大。オーナーは個人。土地は南北に細長く北側も接道で2方道路。このホテルと同時期にアパホテルが「(仮称)アパホテル東梅田 南森町駅前」を開業予定です。

 

 外観、ロビーのイメージ。

 
総合商社双日系の日本リート投資法人所有の10階建て「I・S南森町ビル」と竣工したばかりの23階建て「ローレルタワー南森町ル・サンク」の間に14階建てホテルが出来ます。

 

北側(裏側)も道路。1本奥に入るだけで国道1号線の喧騒がなくなり、閑静な住宅地の雰囲気になります。隣は松ヶ枝町。
 

2.大阪 福島
福島6丁目(150室、10階建て延べ面積3,390㎡)。うめきた2期至近で南西角地。2023年開業予定の新駅「北梅田駅」が出来れば、関空とキタがダイレクトに結ばれインバウンドの更なる加速が期待できるでしょう。土地オーナーは京都駅八条口の旗艦ホテルと同じ興銀リース系法人。

外観、客室イメージ。地中海をイメージした白と青がベースカラー。

福島6丁目用地は「うめきた2期」に近く角地で視認性も良好。このエリアはうめきた2期工事進捗に伴い今後再開発が加速すると思います。

先週末久し振りに東京へ行きましたが、ホテルは外国人観光客や家族旅行客で一杯でした。画一的で無機質なイメージのあるビジネスホテルにも、デザイン性や寛ぎなどの要素を取り入れるのはいい切り口だと思います。

南森町では、プレミアホテル-CABIN-大阪が一足早く4月26日オープンです。

(関連記事:南森町の旧トーコーシティホテル梅田は新ブランドホテルに
 


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