積水ハウスなど旧ホテルプラザ跡地に超高層タワーマンション

旧ホテルプラザと朝日放送の跡地に積水ハウスなど5社が、高さ178mの超高層タワーマンションを建設するとの記事がありました(日経新聞1月18日)。
敷地面積約1万平方㍍、戸数は900戸規模という大規模計画で2022年完成予定とされています。「うめきた」至近で、大阪駅と阪急梅田駅にそれぞれ直線距離約700m、約1kmという好立地です。
南側では同じ積水ハウスの39階建てタワーマンション「グランドメゾン新梅田タワー」が建設中で、最近の関西新築マンション市場で積水ハウスと阪急不動産の動きが際立っているように思います。

共同事業主となる5社それぞれの土地所有権持分割合が共同事業の持分比率だとすると、積水ハウスの持分は50%超なのでタワーマンション名は、積水ハウスのマンションブランド「グランドメゾン」になるのでしょう。

積水ハウスなどが取得した土地の地積測量図から大まかなイメージ図を作成しました。計画のタワーマンションは、なにわ筋から少し奥まった西側部分に建つでしょう。タワーマンションの敷地は、約10,337㎡(約3,127坪)となっており、総戸数がほぼ同じ「ザ・パークハウス中之島タワー」の敷地約6,600㎡弱と比べても圧倒的な広さです。

この旧ホテルプラザと朝日放送の跡地(「ローレルタワーサンクタス梅田」が建っているABC公園跡含む)及び南側にある「ザ・シンフォニーホール」の敷地の合計約2.6haは、都市計画で「大淀南二丁目地区」地区計画」が策定されています。この地区計画にはA,B,Cの3地区があり、すでにA地区には「ローレルタワーサンクタス梅田」があり、今回のタワーマンション計画の敷地はB地区計約14,252㎡を分割したものです。このマンション立地は梅田やうめきた近接もさることながら、地区計画内にあることも非常に大きいポイントであると考えます。

地区計画は、地区の将来像をふまえ小さな「地区」という単位でその実情に即した建築規制ルールをきめ細かく決められるので、住環境の保全やその地区にふさわしい街づくりができると言われます。地区計画により街並みに関するローカルルールが法的に担保され、良好な住環境を将来にわたって維持できるということに注目です。今回のタワーマンション計画地は、敷地がとても広いので緑に溢れる多目的広場やゆとりある道路空間などでが実現することでしょう。(参考:大阪市HP大阪市大淀南二丁目地区地区計画

タワーマンション計画地の位置図です。このタワーマンション竣工の頃には「うめきた2期」も先進的なデザインの建物と緑にあふれていて、周辺道路の整備も進み梅田地区との一体性や回遊性が大きく進んでいるかもしれません。なお、積水ハウスは「うめきた2期」民間開発業者の有力候補でもあります。





同じ2022年竣工予定の住友不動産の超大型複合開発「(仮称)梅田曽根崎計画」と比較しました。

その「(仮称)梅田曽根崎計画」の位置図です。

今回の旧ホテルプラザと朝日放送跡地での大規模超高層タワーマンションの販売時期はわかりませんが、マンションでも一戸建てでも「緑」や「ゆとり」のある物件は住居として、いつの時代にも必ず需要があると思います。

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