大阪天満宮前の料亭相生楼でマンション(賃貸?)の建築計画

大阪天満宮正門斜め前にある創業190年の老舗料亭相生楼に、マンション建築計画のお知らせが掲示されていました。最近この付近で測量業者さんなどの動きがあり、何かありそうかなと感じていましたがマンションへの建て替えでした。敷地は約1,000㎡で賃貸マンションになると思われます。

川端康成の生家が敷地内の南端にあったことでも知られる相生楼、南森町の風情ある建物がまた1つ消えることになりそうです。大阪天満宮で神前式の挙式をし、披露宴は相生楼でというスタイルの方も多かったのですが。

入口脇にある川端康成生誕の地石碑(ちなみに川端康成と相生楼とは無関係です)。
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アクセス図。
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建築計画概要。設計施工は大和ハウスです。

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東側立面図。
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追記:1月24日大阪天満宮の福玉まきに行った際に見ると既に建物解体が始まっていました。予定より早く着工になるのでしょうか。

追記2:3月30日の現地は完全な更地状態になっていました。建築工事は明日31日からの予定です。

「川端康成生誕の地」石碑は残されていたので、このまま保存されるのかもしれません。

相生楼のある天神橋1丁目のこの付近はさほどではないですが、南森町全体での賃貸マンション建設は異常なくらい多いと感じます。マイナス金利というのもあるでしょうが、やはり相続税対策という側面が強いのでしょう。長い間コインパーキングだった所もどんどんマンションに変わっています。とにかく全国的な貸家建設ブームが住宅着工件数を牽引しています(下図は住宅着工件数の利用関係別データ)。

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しかしここへきて下り続けていた不動産投資表面利回りが上向くデータもでているようですが利回り上昇は物件価格の下落でもあります(10月最新。期間中楽待掲載物件と問い合わせのあった物件によるデータ)。上昇が続いた投資用物件価格も居住用物件同様ピークアウト傾向かもしれません。

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相生楼に建設される予定のマンションは少しグレードが高そうですが、南森町周辺で建築中の新築賃貸マンションはほとんどがワンルームです。新築プレミアムがある間はいいのですが、築年が古くなると空室率が高まり、入居者の質の低下も急速に進むはずです。若年層の転入が多く単身世帯数は増えていることで南森町の賃貸マーケットは比較的安定していたとはいえ、これだけ一気に供給が増えれば中長期的には相当厳しくなるでしょう。

富裕層による節税対策の一棟マンションはともかく、南森町での個人の投資用マンション購入は十分注意が必要だと思います。


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