新築マンション発売20.9%増、近畿圏5月

近畿圏の5月度新築マンション市場は、発売戸数前年同月比20.9%増と大幅に増え1,920戸、初月契約率は前年同月比10.1ポイントダウンの75.2%となっています。まずは好結果といえるでしょう。(不動産経済究所発表)
都区部が落ち込み発売戸数前年同月比18.7%減と、5か月連続で減少した首都圏とは明暗が分かれました。

線グラフ2015-05

近畿圏は平均価格と㎡単価が2ケタの大幅上昇率となっていますが、おそらく、平均価格7,659万円にもかかわらず、1期42戸即日完売となった「グランドメゾン京都御池通」がそれぞれの平均を押し上げているものと思われます。

「グランドメゾン京都御池通」の場所。京都市役所の並びで電通ビルの跡地です。


京都の中心部で古都の景観を残すエリアを田の字地区(南北の御池通・四条通・五条通、東西の堀川通・烏丸通・河原町通の6本の幹線道路に囲まれた地区)といいますが、「グランドメゾン京都御池通」は、その御池通に面する希少な立地です。
ただ、この京都中心部の新築マンション市場は、関西では突出した坪単価、販売価格となっており、バブルに近い状況でもあります。おそらく「グランドメゾン京都御池通」の1期販売では地元需要以外に、東京の富裕者層等によるセカンドハウス需要が相当あったと思われます。御池通をはさんだ向かい側の「プラウド京都麩屋町御池」43戸も即日完売だったし、マンションにおける京都ブランドの威力恐るべしです。

田の字-1

ちなみにこのグランドメゾンの小学校区は市内一の人気といわれる御所南小学校ですが、先々週の法事のときに聞いた話では、この御所南小→御池中学→堀川高校というのが公立のエリ-トコースとなっているとのことでした。教育熱心な高所得者層に受けるエリアなのでしょう。

近畿圏2015年5月の主要指標です。

・発売戸数   1,920戸(前年同月比+20.9%)
・契約率    75.2%(前年同月比10.1ポイントダウン)
・1戸当り価格  3,964万円(前年同月比12.7%アップ)
・坪当り単価  約約196.万円(前年同月比17.6%アップ)
          坪単価12ヶ月連続アップ
・販売在庫   2,201戸(前月末比39戸増)


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